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毎日1偉人 旧約聖書の悪女「イゼベル」

こんにちは!Amatoです!

 

本日の毎日1偉人は、

旧約聖書の悪女「イゼベル」です。

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ジョン・バイアム・リストン・ショウによるイザベルの絵(Wikipediaから引用)

イゼベル(不明)

イゼベルはシドンの王エテバアルの娘で、バアル神を崇拝していました。

彼女は旧約聖書に登場しますが、実際のところ実在したかどうかわかっていません。

 

イゼベルによるバアル神の布教

イゼベルのバアル神に対する熱心な崇拝は、父の影響が大きかったと考えられています。

エテバアルは、「バアルと共に」という意味であり、バアル信仰の祭司を務めていました。

イゼベルはこの父の影響でバアル神を崇拝するようになり、この信仰を広めようとしました。イゼベルは、イスラエル王国のアハブに嫁ぎました。

アハブが、イスラエルの王に即位して、イゼベルはアハブ王をそそのかし、バアル神を崇拝するように仕向けました。

アハブ王は、バアル神を自ら積極的に拝み、さらにはバアルの祭壇を作り、偶像を建てました。

イゼベルはアハブだけでなく、たくさんの男性を巧みに誘惑し、バアル神の崇拝者を増やしました。

当時、バアル神の崇拝を拒んだイスラエルの預言者たちの中には、殺害されてしまった人もいたそうです。

そのような活動を通して、イスラエルで広く崇拝されていたヤハウェと同等になるほどバアル神が浸透していきました。

その勢いは、 イゼベルの食卓につくバアルの預言者が実に450人となるほどでした。

イゼベルは、異国の神であるバアルをイスラエル中に広めることができた非常に影響力のある女性だったと考えられます。

 

イゼベルの最期

イゼベルは、アハブとの息子ヨラムが王位を継承したときも、バアル信仰を広めるべく活動しました。

しかし、ヨラムの部下イエフが反抗したのです。

彼は、「アハブの家を滅ぼし、イゼベルによる偶像崇拝と魔術をやめさせよ」という神のお告げを受け取りました。

そのお告げにより、イエフはイゼベルの布教活動を終わらせることにしました。

イエフはヨラム王を殺害し、ついにはイゼベルを追い詰めました。

イエフの命令によって、イゼベルは窓から突き落とされました。

さらには、犬に食いちぎられ死を遂げたのです。

 

イゼベルは、自らの考えを布教するためにさまざまな活動をしていました。

その行いが正しいかどうかは無視すると、異国の考えをその国に浸透させたことは非常にすごいことだと思います。

強制的ではありましたが、その影響力だけは見習いたいと思います。

 

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