毎日1偉人 哲学の創始者「タレス」
こんにちは!Amatoです。
本日の毎日1偉人は、
哲学の創始者「タレス」です。
引用:https://www.iep.utm.edu/thales/
タレス(紀元前620頃~紀元前546頃)
タレスは古代ギリシアの都市ミレトスに生まれた哲学者です。
彼は、紀元前585年に大胆な予測をしました。
それは、その年の5月28日に皆既日食が起こるというものでした。
日食とは、太陽・月・地球がこの順番で一直線に並ぶことで、太陽光が月によって遮られてしまう現象のことです。
太陽光の一部が遮られる日食を部分日食、太陽光の円の中に月が完全に入った日食を皆既日食と言います。
以下の画像は皆既日食の画像で、特に皆既日食の終わりに太陽光が少し漏れ、指輪のように見えることから、ダイアモンドリングと呼ばれます。
この皆既日食中は、太陽光がほとんど地球に届かず、空は暗くなってしまいます。
引用:Pixabay
古代ギリシア時代では、この日食のような自然現象は様々な神によって引き起こされると考えられており、地震などは神からの怒りのメッセージだと考えられていました。
しかし、5月28日、ミレトスは暗闇に包まれました。
つまり、タレスは日食という自然現象を見事に的中させることができたのです。
それ以降、古代ギリシア人の認識が大きく変わることとなりました。
世界を論理的に捉え、理解しようという動きが活発になっていきました。
タレスは、この一歩として「哲学」という概念を作り出しました。
哲学 / philosophy は「知恵に対する愛」という意味のギリシア語に由来しており、知識を得ることがいかに重要かという認識が深まっていきました。
タレスは、哲学者というだけでなく、科学者・商人・軍人・数学者・天文学者でもあり、様々な学問を学んでいました。
当時、スマートフォンやパソコンの無いなか、これだけの学問に手を出していたタレスは本当に賢い人物だったのだと思われます。
現在、どの知識がどのように活かされるのかがわからなくなってきています。
これからもこのタレスのように様々な知識を得ることで人生的に成長していきたいです。
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追伸:今日あった良いこと
電車でキーケースを落としてしまい、家に帰れない状況だったのですが、親切なひとが駅に届けてくださいました。
本当に感謝です。
この場をお借りしてお礼させていただきます。
ありがとうございました。