毎日1偉人 盲目の詩人「ホメロス」
こんにちは!Amatoです。
早起き気持ちいいですね!
これから毎日5時に起きようと思います。
本日の毎日1偉人は、
盲目の詩人「ホメロス」です。
図:ホメロスの胸像
引用:The British Museum
ホメロス(不明)
ホメロスは西洋文学史上最も影響力のある作品「イリアス」と「オデュッセイア」の作者です。
この2つの作品は、様々な文学者に影響を与えました。
「イリアス」と「オデュッセイア」
この2つの作品は、古代ギリシアのトロイ戦争におけるスパルタとその同盟軍の勝利を題材としています。
これらは、何世紀にも渡り口承で伝えられてきました。
この作品を作り上げたホメロスは、実際のところ実在したかどうか確認されていません。
この2作品を作ったのがホメロスなのか、伝承されてきたこの2つの作品を現在の形にまとめたのがホメロスなのか、さらには1人ではなく複数人で作り上げられたという説まであります。
盲目だったホメロスの伝説、今や知るよしもありません。
「イリアス」は現存する最古の古代ギリシア文学と扱われ、「オデュッセイア」はその続編に当たります。
「イリアス」はトロイ戦争十年目のある日に生じたアキレウスの怒りから、イーリオスの英雄ヘクトールの葬儀までを描写しています。トロイ戦争の最終年とアキレウスの様子を事細かにしるしています。
一方続編である「オデュッセイア」は、オデュッセウスが妻のペネロペイアの待つイタケへと戻る旅を描いたものです。
2作品が与えた影響
この「イリアス」と「オデュッセイア」は、ともに叙事詩形式で作られ、コーラスなどの音楽的要素も含まれています。
このことから、シェイクスピアなどの様々な作家、詩人、芸術家に影響を与えてきました。
作品ができてから3000年にもわたり、大きな影響を与えました。
この2作品は、口承によって伝えられているということは、伝えた人物は内容をすべて記憶していたということになります。
1万行以上もある長い詩を暗唱して伝えられていました。
その暗記力は相当なものでしょう。
しかし、それを可能にするほど、この作品は素晴らしいものだったのだと考えられます。
何十世紀にもわたって伝えられるような作品を作り上げたホメロス。
実在したかどうかはわかりませんが、感銘を受けました。
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