毎日1偉人 最古の容疑者「アメンパヌファ」
こんにちは!Amatoです。
今まで深夜に記事を書いていたのですが、試しに早起きして書くことにしました。
本日の毎日1偉人は、
最古の容疑者「アメンパヌファ」です。
引用:pixabay
アメンパヌファ(不明)
アメンパヌファは、記録に残っている中で、最古の裁判の容疑者として考えられています。
彼は、墓の盗掘を犯し、逮捕され拷問にかけられ処刑されてしまいました。
アメンパヌファが盗掘を試みたのは様々な背景があったみたいです。
当時のエジプトは困難に直面していました。
外国の勢力によって攻められ、その対策に悩まされていました。
しかし、その襲撃に対抗することができず領土を失うことになりました。
また、エジプトの経済状況も良くなく、インフレ状態でした。
このようにエジプトが勢力を失っている状況で、墓の盗掘によって富を得ることは有効な手段でした。
当時の墓には、死後に困ることの無いように財宝を共に埋葬されていたため、それらは魅力的なものだったのです。
引用:Pixabay
アメンパヌファはエジプトのそのような状況で盗掘を図りました。
彼は、7人ほどの仲間とともに、セベクエムサフ二世の墓に侵入し、埋葬されている黄金や装飾品を奪いました。
墓で雇われていた役人も数人この犯罪に加担しており、それは給料もまともに支払われなかったからだと考えられます。
しかし、エジプト政府は盗掘の対策として、調査委員会を設立しました。
アメンパヌファは、その委員会によって逮捕されることとなったのです。
彼の自供によれば、墓から14.5kgもの金を盗んだそうです。
アメンパヌファは、処刑されることとなりました。
墓の盗掘は、神に背く行為だとしと無情な処刑が行われることが常でした。
アメンパヌファは拷問にかけられ処刑されました。
処刑の内容は見つかりませんでした。
しかし、アメンパヌファの処刑は非常に残酷だったと考えられています。
アメンパヌファ以降に盗掘で捕まった罪人は次のように話しました。
「あの墓荒らし達に科せられた罰を私は見ました。私もあのように死ぬのでしょうか。」
このように、アメンパヌファの処刑以降、罪人たちが恐れるほどに処刑は残酷だったのでしょう。
アメンパヌファの1つ尊敬する部分といえば、エジプト政府が役人に給与を支払っていないと分かり、役人も手の内に引き入れることができたことですかね。
この頭の切れの良さは少し学ぶところがありそうです。
でも犯罪はだめ!
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